物流改革実践のページ

3PL企業との協業


協業とは?
ある目的に対して企業同志が協力して事業を行い、新たな価値を創出することです。

3PL企業とは?
荷主のロジスティクス機能を包括して業務受託し、荷主の適正なロジスティクス環境を提供する企業です。

荷主企業と3PL企業の協業の目的
荷主企業は、自社のロジスティクス環境の改革です。
そして、ロジスティクス環境の最適化です。
3PL企業は、荷主企業の物流改革を実践実行し、業務を拡大する。
様々な業種業態のロジスティクス業務を受託して発展していきます。

荷主のロジスティクス機能とは?
物流センター管理運営
輸配送管理運営
物流システム管理運営


荷主が委託する業務内容 (一括委託)
物流センター施設・物流機器・物流システム(WMS)の提供
物流センター内業務全て、入出荷・在庫管理・発送業務など
配送業務全て、納品先への配送業務完了まで

荷主が3PL企業に物流業務を委託すれば物流改革・ロジスティクス改革は実践実行できます。
自社にて、全てを行うには、時間が掛かりますしノウハウもあまり無いものです。
スピーディに、物流改革を行うには、3PL企業との協業が、一番良いと思っています。
物流改革は、荷主が行うものです。3PL企業は、荷主の物流改革を支援して実践実行するものです。

3PL企業と協業する場合の注意点
ロジスティクス環境の管理は、全て荷主が行うものです、任せっきりにしないこと。
荷主が3PL企業に協力をしない限り、ロジスティクス環境は、変える事は出来ません。
パートナーシップで協業すること、物流改革改善効果は、お互いに享受すること。
物流責任者は、有望な人財を付けること、高度物流人材が育ちます。SCM改革の人財。
優秀な3PL企業を選定し、協業すること、これが一番重要です。
実践実行実績が無い所は、直ぐには効果が見込めません。物流センターの現場力を見ること。
物流センター運営を自社で行っている所が、そのノウハウを持っています。下請けは、No。
3PL企業の物流センター長が優秀なところが良いです。現場力はこれで決まります。
システムや機械化自動化AI化に目を奪われないこと、これは道具であり手段です。
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現場で働いている人の動きや現場の5S化環境を見た方が、遥かに現場力が見えます。
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大きな3PL企業が、たくさん出て来ています。良いとは限りません。慎重に判断すること。

3PL企業の優秀なところは、荷主の物流改革の道具や手段をすべて持っています。
荷主企業によってロジスティクス環境は、全て違います。
道具や手段をどの様に組み立ててロジスティクス環境を創って行くかです。

3PL企業が持ってる道具や手段
     主な道具            主な手段
物流センター 物流センター設計
物流機器(マテハン) 在庫管理システム開発
機械設備 ヒックデータ・AI化の活用
システム(WMS)物流DX化 新システム開発 物流DX化
自動倉庫 新マテハン開発
ロボット 物流の【見える化】
監視化 トヨタ生産方式導入
アプリ活用 5S化の維持継続
配車管理システム、自動配車 物流改善の実施継続
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配送車両 最適配送の環境整備